商道とは

「商道」を追求する

弊社ではビジネス、仕事を「商道」として取り組んでおります。

そして、「商道」を究めようとする人のことを「商道家」と呼んでいます。


日本では古来より「道」とついているものがたくさんあります。

柔道、剣道、茶道、華道・・・


この「道」というものは何だろう?と考えた時に、弊社では「それを通じて自分と向き合い、高め続ける」ということが「道」だと定義しています。

日本人が大切にしてきたこと

例えば柔道であれば、「柔道を通して自分と向き合うこと」が柔道だと思うのです。

もちろん相手に勝つこと、試合で優勝することも大切なのですが、柔道の本質は「試合の勝敗」ではなく、「己と向き合って限りなく高めていくこと」なのではないかと思うのです。

同様に、剣道であれば「剣で相手を倒すこと」ではなく「剣を通して自分と向き合う」ですし、茶道であれば「美味しいお茶を入れること」ではなく「お茶を通して自分と向き合う」、華道ならば「綺麗な花を生けて作品を作る」ではなく「生け花を通して自分と向き合う」ということになります。

イチロー選手を見て感じたこと

これは個人的な感想ですが、MLBのイチロー選手の引退会見を見ていた時に、なぜかイチロー選手が修行僧のように見えたのですが、その時に「ああ、この人は野球をやっていたわけではなく、野球を通して自分と向き合い続けてたんだな」という印象を受けました。

「野球選手」なのではなく「野球道を歩んでいた人」なんだなと感じたのです。

日本人は昔から、それぞれ何かしらの道で自分と向き合ってきたのではないかと考えています。

そういったことを踏まえて、自分は何の道で自分と向き合い続けようか?と思った時に、「今目の前に取り組んでいるビジネス、仕事を通して自分と向き合おう」という考えに至りました。

仕事で成長する

仕事をしていけば嬉しい事や楽しい事など良い事もありますが、苦しい事や辛い事など嫌な事も当然あります。

むしろ嫌な事の方が多いのではないかと思います。

ですがそういった嫌な事も、「これは商道を究めるために必要なことだ」と捉えれば、乗り越えられるのではないかと思います。

そしてそうやって一歩一歩自分を成長させていくことが、大きな成長・発展につながっていくのだと考えます。

これが弊社の考える「商道」であり、「商道家」の生き方だと考えています。

まだまだ未熟で道半ばではありますが、弊社では常に「商道」を意識しながら日々の業務に取り組むことを心がけております。